ウッドシャッターの断熱効果は期待できる?

ウッドシャッターとは、窓の内側に取付ける美しい建具です。日本ではまだカーテンやブラインドほど馴染みがないかもしれませんが、歴史ある欧米の邸宅や高級リゾートホテルに採用され、窓辺を美しく彩っています。そんな憧れとも言えるウッドシャッターのお問い合わせが最近増えています。取付けた時の見た目の美しさはもちろん、夏や冬場における断熱性について気になる方が多いようです。そこで今回はウッドシャッターの断熱効果についてピックアップしていきます。

ウッドシャッターとはどのような製品?

ウッドシャッターは、ルーバー(羽根)の角度調節やパネル本体(框)の開け閉めにより景観・光・風通しのコントロールができる製品です。カーテンやブラインドと同じように窓まわりに使用したり、室内の扉や間仕切りのように建具として取付けることもできるのが特徴です。上質な天然木のあたたかさ・重厚感がお部屋の雰囲気をランクアップしてくれるでしょう。

断熱性とは

断熱性とは外部との熱の出入りを遮ることで、断熱性が高ければお部屋の中の空気が外気に左右されず快適な状態に保たれます。室内を『夏は涼しく、冬は暖かい』状態にするために、断熱効果の高い製品を上手に使いたいものです。

ウッドシャッターならではの断熱効果

気候の移ろいと窓まわりには密接な関係があり、景観・光・風通しのコントロールが自在にできるウッドシャッターは、四季のある日本ではとても重宝します。

すきま風をシャットアウト

現代の住居は断熱性が優れてきてはいますが、どうしても外からの空気は窓まわりの隙間から流れてきます。ウッドシャッターは、天然木ならではの厚みとルーバー(羽根)同士がカチッと重なり合う構造で隙間をぴったり覆うことができ、夏の熱風や冬の凍えるような冷気をしっかり防いでくれます。
形・用途により多様にカスタマイズオーダーができるので窓枠にぴったりジャストフィットで収めることができます。

建具として使って断熱効果アップ

可動ルーバー(羽根)とパネル(框)を一体化したウッドシャッターは、内ドアや引き戸、開き戸、折れ戸、といった様々な建具として取付けることもできます。断熱効果のあるウッドシャッターの開け閉めにより、室内の温度調節がより効率良くでき、省エネ対策にも繋がります。

ウッドシャッターおすすめメーカー

デザイン性の高さ、上質な木の風合いと重厚感が特徴のウッドシャッター。たくさんあるメーカーの中でも特におすすめのメーカーをご紹介します。

Nanik ナニック

ナニックは木製可動ルーバーに特化したメーカーで、ウッドシャターのパイオニアです。自然材の特性を活かし一台ずつ丁寧に製作されます。カラーバリエーションも豊富でナニックならではの仕上げ色を選ぶことができるのが魅力です。

まとめ

断熱性のあるウッドシャッターは、窓まわりの製品として、建具として、四季を通して利用できます。ご新築やリフォーム時の早めの段階からご検討頂くことがポイントですので、お気軽にお声かけくださいませ。